
リゾート会員権
支払いをやめるために
大澤龍司法律事務所
リゾート会員権問題、こうして解決!
リゾート会員権を相続しました。
全く利用しないのに会費の請求が来ます。
ずーと支払いをしなければならないのですか?
助けて、弁護士さん・・
【詳細な相談内容】
《お母さんの遺産にリゾート会員権があった》 母が死亡し、相続人(姉妹2名)がリゾート会員権を相続しました。 私たちはこのリゾートホテルを利用する気はありません。 ホテル運営会社に連絡したところ、《相続に伴う名義更新料等は40万円!》と言われました。 明細は名義変更手数料33万円と移転登記費用7万円です。 《会員権業者に売却依頼したが・・・》 会員権業者なら買いとってくれるかと思い、連絡しました。 リゾートホテル会員権は扱っていないという回答でした。 売却の仲介をお願いしたところ、売却代金は0円で、仲介手数料として10数万円を支払えという対応でした。 しかも、売買の成立見通しは全くたたな いということでした。 《私達だけでなく、子どもにも。債務の支払が永遠に続くのか・・》 毎年、会費として7万2600円、これとは別に固定資産税が6717円の支払いが必要です。 母の後を私達が相続し、その後を子どもが・・・・永遠に債務の支払いが続きます。 それって、何とかできないのですか? 《弁護士が相談を受けてくれない》 多くの弁護士に相談したのですが、誰も取り組んでくれません。 契約で合意しているから、しょうがないというのです。 なんとか助けてください、弁護士さん。

本件での解決の流れ
法律相談をし、その後に事件の依頼を受けました。
まず、ホテル運営会社に、当方の主張を書いた書面を送付しました。
その後、弁護士がリゾートホテル運営会社と交渉。
運営会社は顧問弁護士と相談したと言っていましたが、結局、弁護士は登場しませんでした。
約2ケ月強の交渉で示談が成立し、一件、落着しました。
交渉の結果は次のようなものです。
・会員権や不動産持分は運営会社の指定する者に譲渡する。
・相手の請求する名義変更手数料(33万円)は支払わない。
・未納会費は日割り計算で約4万6000円の支払う。
・会員権売却代金として2000円を受領する。

【詳細な内容】
解決内容は次のようなものでした。 相手の請求する名義変更手数料(33万円)⇒支払せず。 未納会費1年分のうち、弁護士が通知書を出す日までの会費(日割りで232日分、計4万6200円)を支払う。 相手の請求する相続登記費用(7万円)⇒支払せず。 会員権売却代金として2000円を取得。 結局4万4200円の負担で無事、会員の資格はなくなり、また、持分も譲渡できました。 《預託金返還請求の話もついでにしておきましょう》 少しむずかしい話なので、読まずにパスしていただいても結構です。 ホテル会員になる際、預託金を支払います。 退会時にはこれが返還されます。 本件でも入会時に70万円を支払っていました。 ただ、運営会社が倒産したため、預託金は返還してもらえませんでした。 預託金の返還請求ができないにもかかわらず、いい条件で解決でき、弁護士として満足のいく解決でした。
解決後の依頼者の声
ご相談のあったAさんとBさん(姉妹)からは以下のようなレビューをいただいております。
Aさんのレビュー
素人の私たちには見出せなかった方法で解決策を見つけて下さり、無事契約を終了できました。
