top of page
執筆者の写真大澤龍司

内からみたリゾートホテルの実情④

更新日:7月11日

【白くきれいな強羅のホテル、これなら来てみたい!】

箱根の強羅のホテルも確認に行った。

箱根鉄道に乗った。

もう10月というのに、線路際にはアジサイが咲いていた。

《強羅》の駅から歩いて5分ほど、

ホテルは坂を下ったところにあった。

白く新しく、陽当たりもよい。

デザインもしゃれている。

《ここ、泊まってみたいな!》と思わせるものがあった。

このホテルの壁に日本画家片岡球子の絵が飾られていると聞いていた。

その絵を売却したいと考えていた。

値段査定のために、知り合いの美術商を同行した。

が、球子の絵はどこにもなかった。

何者が、いつ、どこに持ち去ったのか。

誰に聞いても答えは返ってこなかった。




閲覧数:23回0件のコメント

最新記事

すべて表示

内からみたリゾートホテルの実情⑥

【この会員権、どうにかできませんか?】 電話で不満を述べた後、会員のかなりの人から、 《退会したいのですが・・》という申し出があった。 管財人は、ホテルを高く売る必要がある。 債権者への配当財源が増えるからである。 そのため、ホテルを単なる不動産としてではなく、...

内からみたリゾートホテルの実情⑤

【会員はこんなあところが不満だった】 会社の財産を売却し、お金が集まれば債権者に配当する。 それが管財人の役割だ。 会員も債権者である。 会員から数多くの電話をもらった。 そのほとんどが不満だった。 《料理が年々、悪くなってきた》、 《会員でない人の方が宿泊料金が安い!》...

Commentaires

Les commentaires n'ont pas pu être chargés.
Il semble qu'un problème technique est survenu. Veuillez essayer de vous reconnecter ou d'actualiser la page.
bottom of page