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  • 執筆者の写真大澤龍司

内からみたリゾートホテルの実情③

更新日:7月11日

【有馬のホテルは本当に駅近!】

破産会社の有馬のホテルを見に行った。

駅から徒歩3分、アクセスは最上だった。

ホテルの外観はややくたびれ感があり、

ホテル内部を見て回ったが、

どこも全体に薄汚い感じだった。

特にカラオケルームが印象に残った。

壁に小さな穴が開いていた。

壁紙を張り替える金はなかったのだろう。

その穴を塞ぐ応急処置をするという、

そんな従業員はいなかったのか・・

私は経営の基礎は《人、物、金》だと思っている。

物としてのホテルは古い。

穴があっても補修する人材がない。

修繕する金もない。

それが会社が直面していた状況だったのだろう。




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